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認定看護師の「眼」

弘善会
矢木脳神経外科病院
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3月:「日本脳卒中学会」でセミナー講師


発症直後から患者を支える社会保障制度

2014年3月13日〜15日に「STROKE2014(日本脳卒中学会)」が開催されました。その中のコメディカルセッションにおきまして、“社会保障制度〜発症直後から患者を支える社会保障制度〜”というテーマで教育セミナーの講師を務めさせていただきました。
セミナーの内容は、まず社会保障制度の概要と各制度の簡単な説明、次に急性期病院、回復期リハビリテーション病院より、社会保障制度利用の看護の実際を、それぞれ事例を用いて紹介しました。
脳卒中患者様は発症により、何らかの障害を抱えた生活をしていかなければなりません。これは、これまで送ってきたその人の生活や人生というものを少なからず変えなければならないということです。これから、生活を再構築していくには、さまざまな支援が必要になります。その支援の一つが社会保障制度です。看護が目指すところは、患者様が必要なサポートを受けてその人らしい生き方ができるよう支援することであると思っています。日々かかわっている患者様・ご家族が、社会保障制度を活用し、地域社会に戻ることをイメージしながら看護の実践ができることを目指せればと思っています。

社会保障制度は複雑です。それに、そのまま制度をすっぽりと当てはめられるものはなく、いかに退院後の生活の問題点を知り、そこを補えるような制度を、経済的な視点や、ご家族の負担軽減の視点など、様々な角度から見て活用するということがほんとうに重要です。その人らしい生活を送っていけるように、患者様・ご家族の生活の細部に至るまで考慮し、活用していく必要があるので、ご家族との情報交換は密に行います。家族との関係構築も非常に重要になります。
今回このセミナーを担当し、患者様やご家族は発症直後から回復期、維持期に至るまで、様々な支援を必要としていらっしゃることを改めて感じました。
急性期病院における発症直後の動揺や不安の軽減に加えて、後方施設へいかに情報をつないでいくかということを今後の課題として見つけることもできました。患者様やご家族のこれまで、そしてこれからの「生活」に眼を向けられる看護師でありたいと思います。

 



 

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