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認定看護師の「眼」

弘善会
矢木脳神経外科病院
〒537-0011
大阪市東成区
東今里2丁目12番13号
TEL:06-6978-2307(代表) 

4月:講習会でインストラクターをしてきました


脳卒中初期診療は治療チームの迅速な対応が必要

「脳は膨大なエネルギーが必要な臓器です。常に新鮮な大量の酸素と栄養分が不可欠で、それは血液から送られます。
脳血流が完全にとだえると、4〜5分で細胞が障害され始めます。そのため、脳卒中の治療は1分1秒でも速い診断と、治療の開始が非常に重要です。

脳卒中初期診療においては脳卒中治療チームの迅速な対応がもとめられます。 だから『来院から最初の10分間でバイタルサインを中心とした患者の全身状態の把握・安定を図り、来院から25分間で神経学的評価と頭部CTを終え、専門医の治療につなげることができる医療者の養成』ということを目的としたISLS(Immediate Stroke Life Support)コースが開発されました。
先日、このコースにインストラクターとして参加してきました。コースの主な内容は、意識障害の評価、NIHSS(脳卒中の重症度評価スケールです)を用いた評価、呼吸・循環管理など、脳卒中初期診療を行う上で必要なスキルを実技や質疑などを通して学習するというものです。


現在、当院ではt−PAプロジェクトチームが中心となってこのコースを受講し、医療の質の向上のために、「NIHSSの評価」など、ISLSコースでの学びの院内講習を行っていますが、今後も、「心肺蘇生法などの急変時の対応」など、院内講習の内容の充実や、より多くの職員に技術を習得してもらうことを目指し、活動を行っていきたいと考えています。

医療の進歩がめざましく、t-PA療法の認可や発症3時間から4.5時間以内へとt-PA投与可能時間の延長など、脳梗塞は治せない病気から治すことのできる病気として認められるようになってきています。しかし、適応条件が厳しいことや出血のリスクなども伴う治療です。迅速な対応で早期治療開始、異常の早期発見などを行い、ひとりでも多くの患者様の社会復帰が実現できるような脳卒中治療チームをつくっていきたいですね。



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