子育てをしながら、「何があっても1年間は頑張ろう」と気持ちを奮い立たせた転職1年目

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高校時代に「人を笑顔に出来る仕事に就きたい」と考え、看護師が自分に向いている気がしてこの仕事を選びました。 楽しい看護学校時代を経て、産婦人科で勤め、結婚後は美容関連の施設で看護の仕事をしました。子どもが生まれ、何気ない毎日を過ごす中で、ふとこの先の人生を考えると「このままではいけない」という不安が襲いました。「看護師としてもっと力をつけなければいけない」と思った私は、子どもを育てながらもキャリアを積める病院で働くことにしました。今の病院に転職してからは、全てのことがわからなくて、忙しさに翻弄され、そんな自分が情けなくて「辞めたい」と涙することの連続でした。でも、「ここで逃げても同じこと。次の職場に行ってもわからないのは同じだ」と考え「何があっても1年間は頑張ろう」という強い気持ちを奮い立たせる日々でした。 家に帰ると子どもが寝るまで家事をして、子どもが寝た後にたとえ1時間でも本を開いて勉強しました。知識を身につけることに励み1年が過ぎた頃には「辞めたい」とは思わなくなっていました。

父親の病気がきっかけで、「患者視点・家族視点」をかなり意識できるようになった

9年が経ち、年々積み重ねる中で、この仕事の魅力は増すばかりです。一言で言うと、患者さんが発症され、一番悪い状態から短期間で回復されていくそのプロセスに関わることができることから感じる喜びがやりがいに繋がっています。年を重ねるというのは、私自身にも様々な変化があります。例えば、私の父親が脳卒中になり、回復リハビリテーションで入院生活をすることになり、家族の立場で医師や看護師と関わることで、患者家族の心理を理解することができました。それまでの私は、まだまだ「私視点」で仕事をしていたと思います。でも、今は、「患者視点・家族視点」をかなり意識できるようになったと思います。例えば、患者さんの状態について、ショックが大きいからご家族に話すべきでないと一律的な対応の仕方でしたが、今は、ケース・バイ・ケースでどういう風にコミュニケーションするのがいいのかの判断がかなりできるようになってきたと思います。

メンバーに根拠づけて指導できるように、脳神経外科看護を学び直していきたい

こういった変化は、チーム全体でも意識は向上してきました。入院当初から、退院に向けての準備、とりわけ患者さんの日常生活に関する情報収集をしっかりと意識してしています。そして、毎朝、医師、担当看護師、リーダー看護師、退院支援担当看護師がカンファレンスを行い、患者さんの状態や要望のみならず、ご家族の見解を共有し、適切な対応について話し合っています。週に1度は多職種カンファレンスを実施し、セラピスト見解も取り入れ、全員で役割を意識し、連携を強めています。メンバーの意識の変化に私も刺激を受けて、さらなる成長をしていきたいと思う毎日です。メンバーに指導する立場なので、根拠づけて的確な指導をしていきたいと考えています。その中で、これまでの知識や経験を踏まえたうえで、脳神経外科看護を再度学び直していきたいと思います。将来的には、さらに認知症について学び、在宅看護についても視野を拡げていきたいと思います。

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