命を預かる仕事だから疑問に対してその都度理解して取り組みたい

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看護師 岡本眞奈美(HCU)
私は元々OLとして働いてました。その後は、子育て中に医療事務として働いていました。その頃、患者さんとお話をしたり、相談されたりしているうちに看護師になろうという気持ちになり、看護学校に行くことにしました。世話好きの性格が後押ししてくれたのだと思います。いざ、看護師になると疑問の連続でした。理屈がわからないと自分が何を何のためにしているのかがわからないので、毎晩毎晩調べる夜が続きました。調べてはまた調べるということを続けていると、気づかぬうちに部屋中一面に何冊もの本が開かれている状態でした。突き詰めていくのは、やはり命を預かる仕事だから、自分の未熟さを克服しなければならないという緊張感やドキドキ感が背景にあったのだと思います。手を抜くのは簡単だけれど、手を抜いた時の処置などが、その患者さんにとって重要なポイントになることもあるかもしれないので、少なくとも疑問に思うことは、その都度、その都度理解して取り組むようにしています。

患者さんのことを理解し、しっかり考えたうえでご家族にも寄り添いたい

そういう意味では、単に知識習得だけでなく患者さんのカルテなどをしっかり理解して事に当たるということも大事にしています。退院調整の仕事をしていますが、患者さんを最初に知るためにはカルテしかありません。出勤してからだと各部署等のコミュニケーションで集中することも難しいので、少し早めに来て集中できる時間帯に担当する患者のカルテをしっかり読み、取るべき情報を取り、まずは自分が理解できている状況を作るようにしています。患者さんのご家族とお会いする時も余計な不安を抱かせたくないので、しっかりと説明できるくらいに理解したうえでお会いするようにしています。患者さんは今どんな状況か、患者さんの不安は何か、どうすれば不安を取り除くことができるかをきちんと考えたうえで、ご家族と一緒に考えることを心掛けています。急な発症があっても、ご家族には私たち看護師だけでなく、医師、医療技術部のメンバーも付いているので一人で抱えずに一緒に考えていきましょうということを常に伝え、寄り添うことを意識しています。

生涯に渡って、患者さんのいろいろなことに気づける存在でいたい

今後は、患者さんの抱える問題を解決したり、要望に対して充足できるように活用すべき社会資源について勉強していきたいと考えています。退院調整をする中で、病棟で患者さんを担当するのと同じように看ることが大事になってきていると感じているので、病状についてや新しい治療はもちろんのこと、社会資源を知り、その活用方法を学ぶことは一層充実した看護を提供できるのではないかと考えています。不安症なのかもしれませんが、真実を突き止めて、間違いのない仕事をすることは当然で、より高いサービスが提供できるようにしたいと考えています。この仕事の魅力は、役に立ちたい、自分に何ができるのか、もっとこんな風にしてあげたいという気持ちを持って仕事ができることだと思います。世話好きの私には有難い仕事です。

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