森十一子(西病棟)

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見守り介護要員「ひまわりさん」の仕事について聞いてみました。

ひまわりさんとは不思議な名前ですが?

目が離せない高齢者の方や認知症レベルが低下している患者さんが、安心して安全に過ごせるように、そばにいてお話をすることで、元気と笑顔をもらえるようにと「ひまわりさん」と名前を頂きました。エプロンにもフェルトで作ったひまわりの花をつけています。

ひまわりさんの仕事をするようになったきっかけは何ですか。

清掃の仕事をしていたのですが、年齢的に仕事を辞めようかと考えていた時に、看護部長にお声掛け頂き、私でお役に立てるのであればとお引き受けいたしました。部長からは、「ひまわりさんの仕事は患者さんを明るく元気にする仕事」と言われました。自信はありませんが、患者さんの話し相手になり少しでも明るく元気になって頂きたいなと思い、この仕事をさせて頂いています。

具体的にどんな仕事をされているのでしょうか

看護師さんが手薄になる朝の7時から10時までと夕の16時から19時の時間帯は、とても忙しく、看護師の皆さんは大変な時間帯です。一人ひとりの患者さんに十分なコミュニケーションを取ることが難しいこともあります。そんな時に、特に高齢の患者さんや見守りが必要な患者さんのそばに行って、話をしたりしながら関わるのが私の仕事です。患者さんに寂しい思いをさせないように、不安な気持ちをできるだけ取り除けるようにできたらいいなと思いながら仕事をしています。車いすを押して院内を行ったり来たりして気分転換してもらったり、お食事のお手伝いをしたりしています。

この仕事の魅力は何でしょうか?

こうしてあげればいいなというのが少しはわかってきた感じがしています。わかると仕事に励みも出てきます。看護師や看護助手の皆さんからもいろいろと教えて頂けるので、大切にして頂いて有難いと思っています。嬉しい瞬間は、自分が関わっている患者さんが快方に向かう姿を見ることができる時です。無表情だった患者さんが少しニコッとされた瞬間、言葉が出ない患者さんが「ありがとう」と言った瞬間など、心が動かされる瞬間に巡り合えるのでいい仕事をさせて頂いていると思います。

さて、次なるチャレンジについて聞かせてください。

私は70歳ですが、いい仕事に巡り合えたと思っています。日々患者さんと接していますが、接し方に正しいマニュアルというものはありませんし、一人ひとりそれぞれ感情や価値観も違うので、日々これでいいのかなという思いの連続です。患者さんと接して初めて気づくことも多々あります。たとえどんなに小さなことでも短い時間でも良いのです。「ひまわりの花は笑顔が出る」と言ってくださる患者さんに感謝しながら日々工夫を重ねながら今の仕事を行うことが私のこれからのチャレンジです。

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