看護部サイトへようこそ
リーダー達の想い

弘善会
矢木脳神経外科病院
〒537-0011
大阪市東成区
東今里2丁目12番13号
TEL:06-6978-2307(代表) 

地域包括ケア病棟のあるべき姿やビジョンを共有していきたい


看護部長 冨田倫代
看護師長 谷口多代子(地域包括ケア病棟)

冨田)今日は、谷口師長と職場づくりや人材育成について語り合いたいと思います。師長になって3年が過ぎましたが、振り返ってみてどうですか。

谷口)今でもそうですが、人を動かすこと、人を育てることは難しいですね。

冨田)管理者としての大きな課題ですね。例えば、どんなことが難しいと思いましたか?

谷口)病院の運営として病棟再編成が行われた時は、目的が明確であったためみんなで頑張ろうという意識が強く、特に問題はありませんでしたが、地域包括ケア病棟の1つの役割として訪問看護を開始することにしたのですが、何か新しい試みをしようとする際に、経験がないことについてはどうしてもスタッフは消極的になる傾向があります。こういう時に、力不足を感じます。スタッフの感じている不安点を聞き出し挙げて、その中でできることを見出して、それからみんなで一つずつチャレンジしていくことにしています。

冨田)何か新しいことをする時は、不安はつきものだけれど、ビジョンや構想などを丁寧に話すことで、その先にある「あるべき姿」を示していくことが大事ですね。それと、一人ひとりに成長してもらおうとすると、それぞれのベクトルも違うので工夫が必要ですね。

谷口)確かにあるべき姿やビジョンを示せているかというと足りないかもしれません。スタッフが仕事をする上で重視するポイントが違うのは当然なので、目指す看護を共有する工夫が必要ですね。

冨田)スタッフが仕事をする上で何を重要視しているのか?生活のため?遊びのため?そのために仕事?そういう考えがあってもいいと思います。しかし、それはあくまでも個人の事情です。私たちの仕事はプロとしては適切な看護を患者さんに提供することです。つまり、この職場で自分は何をするべきか、何ができて初めて仕事をしたとなるのかという視点が大切ですね。師長として、この病棟で実現したい看護について、しっかり話してみたらどうでしょうか。

谷口)こんな看護をしてみたいと思ってくれるようなアプローチを考えてみます。

冨田)でも、3年間、よく頑張ってきたと思っていますよ。



一人ひとりがどんどんステップアップし、成長している姿が嬉しい

冨田)今後はどんなことにチャレンジしていきたいと考えていますか?

谷口)私自身、これまで一般病棟に長かったので、そういう視点で看護を捉えがちですが、地域包括ケア病棟の看護を考える上で、在宅で生活をされるという視点、家族との関係性を鑑みる視点、他職種とのコミュニケーションの内容などを大切にした看護を実践していきたいと思います。

冨田)そういう意味では、患者さんの住み慣れたところでの生活についてもっと語り合うといいですね。師長の仕事は楽しいですか。

谷口)はい、今は楽しいと言えます。スタッフが在宅の視点を重視しながら看護をしてくれるようになり、例えば患者さんのところに訪問することに楽しみを見出してくれました。この病棟ができて、一人ひとりがどんどんステップアップし、成長している姿を見るだけでなく、一緒に仕事をしているのだなという実感を得られることが嬉しいです。



スタッフそれぞれの持ち味を考えて、仕事がスムーズに進む仕組みづくりをしていきたい

冨田)私も、谷口師長にもっと成長をしてもらいたいと期待しています。どんな師長を目指していますか。

谷口)振り返ると責任に対する捉え方が変わってきたかと思います。これまでは、自分がしなければならないという気持ちが強かったのですが、自分が現場の仕事をしなくても仕事がスムーズに進む仕組みづくりや管理をしていけるような組織運営をしていきたいと思います。

冨田)そのためには、何が大切になってくると思いますか。

谷口)ひとつは正しく伝わっているのかどうかということをしっかりと確認してくことだと思います。正しく伝わっていると思っていたことが違う意味で理解されていたりすることもあります。それと、スタッフそれぞれの持ち味を考えて、チームで仕事をしているという観点をもっとしっかり持っていくことを大切にしたいです。

冨田)そうですね。私たちは、何年勉強しても、責任感が強い・弱い、勉強が好き・苦手、能力が高い・低い、自立心が強い・弱いなど様々ですよね。それらをよく見て、それぞれの持ち味を活かすには、やはり人を信頼して仕事を委譲していく勇気が必要だと思います。そのためには、情報をどんどん開示して、みんなにも大事なことを一緒に考えてもらうようにしてもらいたいと思います。これからも一緒に頑張りましょう。

PAGE TOP