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リーダー達の想い

弘善会
矢木脳神経外科病院
〒537-0011
大阪市東成区
東今里2丁目12番13号
TEL:06-6978-2307(代表) 

安心・安楽第一を掲げて、患者さんに安心して治療して頂きたいという気持ちで取り組みたい


(冨田)師長に昇進して8か月目を迎えようとしていますが、どんな気持ちで看護管理に取り組んでいますか。
(松村)部署も変わり、メンバーもよく知らないという状況で、役職も変わり、手探り状態で不安もいっぱいでしたし、メンバーにもいろいろと迷惑かけているという気持ちがあり、揺れ動く毎日でした。でも、今は、メンバーの気持ちも多少は理解でき、東病棟がどんな病棟か、あるいはどんな病棟にしていきたいか、師長という仕事はどういう役割なのかといったことが自分の中でどんどん構築されているので、やっと落ち着いて仕事に取り組めるようになったという状態です。
(冨田)最初の半年は前師長が掲げた目標を引き継ぎ、実践することは大変だったでしょう。新年度になって、初めて師長として病棟管理を行う上で目標を掲げたわけですが、病棟運営をする上で大切にしたいと考えていることは何ですか?
(松村)やはり、患者さんの安心・安楽を第一に考える看護の提供を大切にしていきたいと思います。私の病棟は認知症の方や高機能障害のある状況を正確に判断するのが困難な方が多いのですが、転倒・転落防止には人一倍気を配るようにしています。安心して治療して頂きたいという想いは強いです。
(冨田)師長としての考えを、メンバーにはいつ、どのように、具体的に伝えていますか。
(松村)方針は年度初めに全体に対して伝えていますが、それだけでは真意はなかなか伝わりません。私は申し送りの機会、個別患者の対応の折を大切にしていますが、まだまだ不十分なので、みんなで知恵を出していきたいと思います。
(冨田)安全・安楽を第一にということを具体的に伝えていくことは大事ですね。
(松村)伝わっているかどうか・・・頑張ります。
(冨田)スタッフに浸透させるためには、1週間は毎日、その後1週間に1回、1か月後に1回、3か月後にもう一度伝え、確認していくことが大切ですね。師長さんが目指す看護の提供ができているかはどのようにして確認はしていますか。
(松村)患者さんのところに訪れ、表情や部屋の様子を見て、また患者さんが感謝の言葉を掛けて下さると様子から病棟が目指す看護ができているかどうかを確認しています。また、記録を見ることで、どういう看護を提供できているかということを確認しています。患者さんは不安や恐怖心を抱かれていますが、それがどんなものなのかをきちんとスタッフが聞いて対応してくれています。

人を育てるのはホントに大変ですが、看護師が成長を見るのが嬉しい

(冨田)メンバーへのフォローやフィードバックはどのようにしていますか。
(松村)メンバー個々の仕事についてコミュニケーションを取る中で、できるだけ承認すべきところを評価し、言葉にして伝えていくようにしています。ただ、実際はその本質を理解していないが、「わかっている」という認識のまま仕事をしていてはよくないので、フィードバックの際には、何が大事なのかを気づかせるように、理解されるように、意図をもって仕事に取り組むような関わりを心掛けています。それが、成長機会に繋がると思っています。全員にできているかというと、それは今後の課題です。
(冨田)継続することが大事ですね。ところで、師長であり、認定看護師の二足の草鞋を履いて仕事をして頂いていますが、そのことで何か利点はありましたか。
(松村)これまでの半年は、師長という仕事に就いたばかりたったので、師長を意識して仕事をしていました。認定看護師と両立するのは難しいけれど、やはりその質を落とすことがないようにしていきたいです。逆に師長になったおかげで、全体を見ることができるようになったので、私の専門性を活かせる関わるべき患者さんを判断し、看ていくことができるので組織としては看護の質を上げることができるんじゃないかと思っています。
(冨田)松村師長は教育委員会でも活躍して頂いていますね。
(松村)活躍できているかどうかわかりませんが・・・。教育は自身の病棟だけでも大変なので、看護部全体となるとさらに大変ではあります。人を育てるには労力、忍耐力、迷いが生じること・・・言い出したらきりがないくらい大変です。そのうえ、責任も重いです。だからこそ、楽しいということも多々あります。例えば、看護部の責任者である看護部長や副部長と全体の教育のシステムを考えていくのはワクワク感があります。プログラムを開発し、実践します。何が良かったのか、何が良くなかったのか、何を定着させよう、何を変えようと自分たちが考えたことが形になり、さらに良くなっていくプロセスに嬉しい気持ちになれます。そして、着実に看護師の成長を見ることができます。大変な仕事だからこそ楽しいとはまさにそういうことだと思っています。

メンバーを守る、メンバーを成長させる、ハイレベルな情報共有ができる職場環境を作りたい

(冨田)一歩、一歩乗り越えていますね。ところで、今、悩んでいることはありますか。
(松村)悩みというよりは、師長になってこれまで考えなくてよかった労務管理など、苦手意識の強い法律的な知識の習得に悪戦苦闘しています。しかし、これもそういう知識を得ることで、メンバーをしっかり守り、安心して働いてもらいたいので、きちんと勉強したいと思います。わからない時は部長や副部長に相談します。
(冨田)そうですね。労務管理は松村師長の言うとおり、自身のメンバーを守るうえで欠かせないことですね。課題を解決していこうという姿勢が嬉しいです。最後に、メンバーは師長のベクトルについてきていますか。
(松村)そもそも、私の部署のメンバーは患者さんがもっと良くなるためにはどうしたらいいだろうということを考え、情報交換しているので、私のベクトルに合っているかどうかの前に、その点では同じベクトルを向いていると認識しています。例えば、認知症患者さんに対しても、今、自分たちに何ができるのか?、何を提供するべきかをしっかりと考えてますが、そういうところがもっとハイレベルになっていき、お互いの意識が伝染していくような職場にしていきたいと思います。
(冨田)そういう姿勢で取り組んでいけば、看護部が目指す患者のこころに届く看護ができる職場になると思います。全部ひとりで抱えずに、自分がやらなければならないことをやり、任せるところはメンバー任せ、メンバーを成長させる。そんな気持ちで一歩一歩昇っていきましょう。

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