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リーダー達の想い

弘善会
矢木脳神経外科病院
〒537-0011
大阪市東成区
東今里2丁目12番13号
TEL:06-6978-2307(代表) 

もっと手術室を認知してもらえるように

冨田)松井師長は手術室勤務が長いけれど、手術室の看護のやりがいってどんなことだと思いますか?

松井)手術室の看護は、チームがひとつになって緊張感を持って手術に挑み、終了した時に味わう達成感がやりがいにつながると思っています。
私はこれまで、大きな病院も手術室の看護師を経験しましたが、そのときは手術室の中で完結していました。しかし当院は手術後の患者さまが回復される様子を目にすることも出来るので、やりがいにつながりやすい環境だと思います。

冨田)切れ目のない看護ケアの提供ができることは、患者さまの命を護り、その後の生活を支援する上で大切な事だと私も思っています。手術室の看護師さんがそのことを意識して実践され、やりがいに繋がっていると聞いて嬉しく思います。しかし、一般的に閉鎖的と思われている手術室における課題もあるのではないかしら?

松井)当院に限った事ではないと思うのですが、手術室というのは閉鎖的なのでなかなか病棟の看護師に理解してもらえない部分もあります。コミュニケーションが不足して、考えが食い違う場面もたまにあるんです。患者さまの情報に対して、手術室の看護師と病棟の看護師では重視しているポイントがズレてしまい、そのやりとりでギクシャクすることも・・・。

冨田)そうなのね。病棟の看護師は、術中の事は分からないし、手術室の看護師は病棟でのケアが分からない。どうしても理解できない部分があるのでしょうね。私もずっと前に少しだけ手術室を経験したけれど、術中の様子が理解できるようになり、病棟に戻った時には自分自身のケアが変わったのを覚えています。目で見ることって大切だし、ローテーション研修なんかも企画したらいいですね。術前訪問や術後訪問の時に、病棟のスタッフとミニカンファレンスをするだけでもかなり違うのではないかしら?

松井)そうですね。考えてみます。これまでも、もっと手術室を認知してもらえるように、見学に来てもらおうというような話もしているので。これからの課題にしたいと思います。

メンバーを信じて任せる勇気があればいいのでは?

冨田)ところで、手術室の管理についてはどうでしょう?スタッフの様子はどうですか?

松井)私はスタッフたちに恵まれて本当に感謝しています。私は頼りないのですが、相手のことを思いやれるスタッフばかりなので、助け合ってみんなで業務を回してくれています。

冨田)スタッフたちが助け合って業務を行っているって素晴らしいですね。ナイチンゲールは、「看護管理とは、あなたがそこに居る時、自分がすることを、あなたがそこに居ない時にも行えるようにすること」と言っています。松井師長は上手にスタッフを育て、理想的な看護管理をしているわけです。松井師長、いい仕事してるじゃない!(笑)。

松井)育てているのでしょうか・・・。リーダーシップをとるのが苦手なので、師長として、これでいいのかと悩むことも度々です。

冨田)リーダーって引っ張るだけじゃなくて、いろんなタイプがあるよね。
アニメの「ワンピース」を知っている?私も書物を読んだだけなのですが、主人公のルフィは「海賊王になること」と夢だけを語りメンバーを縛らない。メンバーもそれぞれに夢を持ち、普段好きなことをしている。でもイザとなったらみんなが心を一つにして力を発揮するでしょう。これが真のリーダーだって書かれていました。リーダーはブレないビジョンを示して、あとはメンバーを信じて任せる勇気があればいいのではないかしら?

松井)そうですね。「こんな手術室にしたい」というビジョンを示さないといけないですね。

非常事態のシミュレーションに取り組む計画です

冨田)手術室で考えている新たな取り組みはありますか?

松井)去年は、術中に災害が起こったときのシミュレーションをしてマニュアルを作りました。今年も災害対策には取り組んでいこうと思っていますが、術中の急変対応や、院内で「コード・ブルー」時の対応など、非常事態のシミュレーションにも取り組んでいこうと計画しています。

冨田)今年は、手術室における災害マニュアルに沿って、医師やコメディカルを巻き込んだシミュレーションを是非お願いしますね。非常事態の対策に取り組もうと思ったきっかけはあるのですか?

松井)「コード・ブルー」のコールがあったとき、駆けつけたスタッフが、何をしていいのかわからなかったという意見がでました。それでは意味がないと考え、手術室に救急看護の経験がある看護師がいるので、いざという時に動ける体制をつくろうと話し合いました。

冨田)それは良いことですね。できれば、手術室だけで考えるのではなく、HCUや外来、病棟、病院を巻き込んで一緒に取り組んでいけばいいのでは?看護師間だけでなく、多職種も巻きこんでいくことが大切ではないかしら?職員間の交流ができ、互いを理解するチャンスになりますよね。

松井)そうですね・・・。またスタッフと一緒に考えてみます。

冨田)そうそう!スタッフとともに考えて行くのが良い方法です。困ったときはいつでも支援するので言ってきてくださいね。これからも手術室看護の充実を目指して頑張って行きましょう。宜しくお願いたします。

松井)これからもスタッフと共に、頑張っていきますので宜しくお願いたします。



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