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看護師のキャリアモデル

弘善会
矢木脳神経外科病院
〒537-0011
大阪市東成区
東今里2丁目12番13号
TEL:06-6978-2307(代表) 

さまざまな活動で視野が広がる 松村千鶴


子ども優先で再就職を考えた

5年間のブランクがあり再就職を考えた私は、とにかく子どもを安心して預けられる病院を探していました。当院に惹かれたのは、保育施設が充実し、しかも無料だということ。看護の内容は後回しだったのが正直なところです。脳神経外科の経験はなく、不安はあったのですが「とにかくやってみるしかない」という気持ちで応募を決め、看護師として2回目のスタートを切ったのです。
当時の私は、子育て中の看護師は忙しく、業務以外の仕事は担わないものだという印象を持っていました。しかし再就職して数か月が過ぎたころ、委員会に入ってほしいといわれました。「え〜何で私が?忙しいのに嫌だなぁ」というのが本音だったのですが、流れに乗って委員会に入ることに。その委員会は、当院の看護師としてありたい姿を考えたり、院内で、職員のポジティブメッセージを拾って来るというもので、いわば看護の質とやる気を高めるために活動するような委員会でした。初めは嫌だと思っていた私ですが、自然に惹きこまれていき、他の部署の人と話したり、看護について考えたりといったことが新鮮で、とても楽しいと思うようになりました。そうして気が付けば、委員会で得られた学びや人間関係が日々の業務に大きく役立っていたのです。

看護へのやりがいを再発見

その委員会は1年の任期が終わって終了。すると次に、看護学校や高校に看護の出前講座をするというチームに参加しないかといわれました。「そんなん絶対無理!人前で話すなんて出来ないし、私が看護について語るなんて無理〜」と思ったのですが逃げることは出来そうになく(笑)、仕方なく参加しました。「どんな話をしたら学生たちに看護の魅力が伝わるだろう?」そんなことを話し合うなかでは、自分自身の看護をふり返ったり、忘れていた看護の魅力を再発見したり。そして気が付けば、それを誰かに伝えたいという気持ちになっていたのです。今年、私の母校に出前講座に行ったのですが、目をキラキラ輝かせて話を聴いてくれる高校生の姿に感動し、こちらが力をもらった気がしています。
これらの役割を通して「出来ない」と思っても、やってみれば出来るものだということ、そして業務以外の仕事を担うことで視野が広がり、看護へのやりがいも感じられるのだということを学びました。こんな機会を与えてくれる環境には感謝するばかりです。

母子ともに大きく成長したと実感

先日、リーダーシップの研修会を受講し、その中で、業務の中に看護の視点を入れて、倫理観を持って仕事をしなければいけないという話を聴きました。これまで倫理というと難しくてピンと来ていなかったのですが、今回その話は胸に刺さり「看護って何だろう?」と考えると、涙がこぼれて来たんです。「私の仕事は看護になっている」と胸を張って言えない気持ちが涙になったのでしょうか。子育てに追われ、ただ日々の業務に追われていたなら、こんな気づきはなかったかもしれません。役割を担うことで感性を育ててもらったことに感謝して、これからは「看護とは?」を自分に問いながら患者さまに向き合おうと思います。
当院の保育施設で育った息子は、上の子が小学生に、下の子は4歳になりました。「大きくなったら忍者になりたい」と言っていた4歳の息子ですが、最近の夢は「矢木病院の人になること」だそうです。「僕も矢木病院の人になるから待っててな」という言葉に胸が熱くなりました。上の息子はサッカーをはじめ、ずいぶん逞しくなりました。
息子を連れて出勤し、この矢木脳神経外科病院で、息子も私も一緒に成長したなぁ〜と最近つくづく思います。

大阪厚生年金看護専門学校 1996年卒業

松村は現在、認定看護師として当院で活躍しています>>>



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