BLS

BLS講習会を運営

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 当院では、看護師が中心となって全職員を対象に、BLSの講習会を開いています。これは、ひとりの看護師が問題意識を持ち、行動し、実現に至ったものです。何が動機となって、どのような経緯でこの活動が始まったのかをインタビューしました。

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看護師 橋本真奈美

コードブルーで感じた不安

BLS2私は以前勤めていた病院で、救命救急部門に勤務していました。当院に転職してからは手術室で勤務していますが、ある時、コードブルーの知らせがありました。私は休憩中だったので、急いで現場に駆けつけましたが、職員の動きはぎこちなく、統制がとれていないことに不安を覚えました。そして落ち着いてからマニュアルを確認すると、連絡体制はマニュアル化されているものの、現場での行動については漠然としたものでした。私は医療安全委員会に属していたので、委員の中のリスクマネージャーに現状を伝え、マニュアルの見直しを提案しました。

救える命を増やしたかった

弘善会グループは、「救える命は全力で救い、救えた命は全力で支える」を理念として行動をしています。特に当院は急性期病院を担っている病院です。いついかなるときにも、患者を助けるのが使命と思っています。その1つとして、急変時の対応をもう一度見直すべきではないかと思ったのです。なぜなら、緊急時の応援要請を統一し、どの職種の職員でも蘇生法を習得していれば、救える命が増えると思ったからです。
そこで私は、BLS:一次救命処置(Basic Life Support)プロバイダーの資格を取得し、院内で指導者の資格を持つ看護師に声をかけて、教育委員会と共に、BLS講習会の企画を病院に対して提案しました。

全職員が命を救える病院をめざして

全職員を対象とする講習は、少人数で定期的に行い、最終的には全職員の受講を目指しています。スピードアップを目指すには、BLSのインストラクターを増やすことも必要であり、声をかけていこうと考えています。また、私はACLS:二次救命処置(Advanced Cardiovascular Life Support)のプロバイダーの資格を取って、ACLSの講習も行っていく予定です。将来は、災害時の訓練などにもつなげていけたらいいと思います。
今回、病院全体を巻き込むという企画に始めて取り組んだのですが、上司のサポートや職員の協力に助けられて、講習に対していい評価をいただけています。全職員が緊急時に対応できる病院をめざして、今後も努力を続けたいと思います。